弓道の手の内の作り方についてもっと知識を深めたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
弓道の練習で先生や先輩にアドバイスをもらっていても、なかなか実践してみると難しく感じてしまうかもしれません。
ちょっとした手の内の親指や小指などのコツがわかれば良いのですが、離れたり曲がったりしてしまいます・・・。
ただ、弓道の手の内は簡単に言えば弓の持ち方なのですが、中りに直接関係しているので初心者のうちから意識的に練習する必要があります。
いざアドバイス通りやってみてもなかなか上手に握れないんですよね・・・。親指の付け根が浮いてしまったり・・・。
という事で、弓道の手の内の作り方についての動画がありますのでまずはご覧ください。
弓道の手の内の作り方の詳しい動画
弓道の手の内の作り方の動画を確認してみてください。所々でコツが散りばめられています。
まずは、学生時代に全日本学生弓道選手権大会にて優勝した経歴を持つ増渕敦人さんのセミナーで紹介されていた手の内の作り方の動画です。
増渕さんは、精力的に指導もされているのですが、教え子さんも国体優勝やインターハイ優勝など、数々のタイトルを獲得されています。
弓道の指導力でも、かなりの力を発揮されている正に弓道会では知らない人がいないほどの実力者です。
次に、紹介するのは「弓道学校」をされている指導者さんの手の内の作り方の動画になります。
こちらでは、弓道の手の内はもちろんの事、三つ指の揃え方についてのコツも紹介されていますので初心者の方も満足できるのではないでしょうか。
手の内の作り方を動画で確認していただいた後は、活字での説明もさせていただきますね。
手の内の作り方を整える方法
手の内の作り方は、親指の頭の部分と人差し指の根元の高さが同じ高さになるのがベストです。ここで注意してほしいのは親指を曲げてしまったり、浮かせてしまわないようにしてくださいね。
そして、手の内の握りかたで「握る」と「締める」という表現があるのですが、この二つの意味は全く違います。
この部分が理解できていないと月見の働きが効かず、的中だけでなく様々な射癖に繋がる恐れがありますので注意が必要です。
弓を握る位置について
弓道では数ミリ違う場所を握ってしまっただけでも違う結果になってしまいます。
どれだけ引いても、まったく同じ場所を握るように心がける必要があります。握る場所は、基本過ぎて見落としがちになってしまいますので意識しておくことが大切です。
正しい弓の握ぎると、矢と親指の接点が丁度藤と握りの境になります。打押しから大三に移行する場面でもあるので弓が移動します。
正確に移動が行われる人差し指の皮が巻き込まれるため握っている場所が約1㎝ほど上に上がります。この移動を見越しながら握る必要があるのです。
何度も弓を引いていると握る位置が高くなってきます。高くなってしまうと矢が上に上がってしまいます。
そして、握っている位置が低くなってしまうと、矢が下か前方に飛んでしまうので注意が必要です。
あと、斜面打起こしの場合は正しい場所より約1㎝下を巻き込み、手の内が正常になったら正しい場所になるようにすればいいですよ。
手の内の形と種類
3種類の手の内の形と種類を紹介していきます。
上押し | 手の内の上部で押そうとする形が上押しです。 |
中押し | バランス良く弓の力を活用するならこの中押しが最適です。しっかりと理解すると角見のかけ方ができる。 |
ベタ押し | 親指だけを使って弓を引くとベタ押しになってしまう。 |
以上が、手の内の形と種類についてでした。
あと、
的中率9割を超え史上最年少で天皇杯を制した「増渕敦人」先生が
中級レベルで停滞する人、上達していく人の違いを解説した動画が
ありますので興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
誰もが一目置く、美しく、正しい射型を身につけることができる方法となっています。
⇒ 的中率9割の増渕敦人先生が明かす弓道の取り懸け・手の内の秘訣