弓道の角見の働きについて紹介しています。
角見の働きを理解することで弓道の矢の軌道を改善する事ができるようになります。
もしかしたら、現在矢が上を向いてしまう・・・右の方に飛んでしまうと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
ちょっとしたズレでも矢の軌道は大きく変化してしまいます。そして、ちょっとしたズレというのは自分でもなかなか気づかないもの。
しかも、先生や先輩に相談するにも思ったように言葉にできません。
なかなか思うように矢が飛ばないと悩んでいる人は、弓道の「角見」の働きを再確認してみてくださいね。
もしかしたら、ちょっとした事で思わぬ結果になっていた可能性があります。
それでは、角見の働きをご覧ください。
弓道の角見を解説
国産の矢は、矢を弦にかけると右方向を向き、約2:1の場所を持つことで上方を向くようになるため、矢が右前上を飛んでしまうようになります。
この性質を変え真っ直ぐに飛ばすようにするのが「角見」の働きなのです。
手の内では、
- 親指の内側で弓を押す
- 弓を絞る
- 上押し
の力がバランスよくされていることで矢が真っすぐに飛ぶようになります。
ただ、小指の位置がずれたり天紋筋が外竹の角からずれてしまうと、角見の働きが正しくされなくなります。小指を締めて整えるのも重要。
チェックポイント意識しながら親指の下がりや、力の入れ具合、それぞれの指や掌の位置を確認する必要があります。
何度も矢を引いていると少しずつ握っている場所がずれたりしてしまうのは仕方がありませんが、そこを意識しながら修正するのも大切です。
ちなみに、YouTubeでも弓道の角見についての動画ありましたので、視聴してみるのも良いかもしれません。
角見の重要性
手全体のパワーバランスが乱れることで、角見の働きも乱れてしまうので、初心者は徹底的に練習する事をおすすめします。
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