弓道の始動時に心がける危険防止を紹介しています。

弓道という競技は、常に神経を尖らせて集中しているので危険な事が起こりにくいと考えている人もいるかもしれません。
矢は弓から離れると飛び道具になるので、危険防止をしっかりと行う必要があります。
どういった場合でも、うっかり・・・という事故が起きてしまうケースが起こりえる可能性があるのです。
例えば基本的なことを言うと、羽のついている矢は的前で使わない、曲がっている矢は使わない、矢尻の傷んでいる矢は使わない、などがあります。

少しでも危険がある矢は絶対に使わないようにしましょう。
自分自身は、注意を払っているつもりでも弓道の道具自体に欠陥があると止めようがなくなります。
集中して弓道に向かい合うのは当然の事ならが大切ですが、道具に関しても細心の注意を払い接する必要があるのです。
弓道の初心者は危険防止を徹底する必要がある?
弓道の指導者は、初心者を見ながら的前に立つ必要があるので、指導するときは絶対に目を離さないようにしてください。
初心者が何気なく行った行動が命に関わることも珍しくはありません・・・。

何となく構えた矢が自分に向いていたらゾッとしますよね。
さらに、矢取りをするときも大変危険です。
矢取りをに入るときは射手との意思疎通ができていること、矢取りが終わった後、誰も安土の前等にいないことを確認するなども大切です。
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自分に合っていない矢を使う時は注意が必要?
自分の力量と合わない強さの矢は引かないということも大切なので、大きな事故につながらないように安全に配慮しながら行いましょう。

そろそろ、矢のレベルを上げても大丈夫だろう・・・という軽い考えで、変更しない方が良いです。
違う道具を使用して上達したいと誰もが考える事ですが、その前に他人の意見も聞いてみるのも良いかもしれません。
万が一、自分に合っていない矢を使用したことで怪我に繋がったり、他人を巻き込んでしまったなんて考えただけでも恐ろしくなってしまいます。
自分がどれくらい上達したのか確認したいと思いますが、指導者の考えも参考にしながら徐々に上を目指していければいいのではないでしょうか。
弓道は自分の心を鍛える競技でもあります。
焦る気持ちは、弓道の上達を妨げる可能性が高いので、自問自答を繰り返しながら練習に励んでください。
まとめ:弓道の始動時に心がける危険防止とは?
弓道の始動時に心がける危険防止を紹介させていただきました。
まず、初心者から目を離さないという事が非常に重要です。誰もが通った道ではありますが、何をするか予測ができません。
危険行為を発見したらすぐに注意して正すことが大切です。
あと、自分に合っていない道具を使う場合も危険ですので注意が必要です。
あと、それと天皇杯を制覇された経験を持つ「増渕敦人」さんの練習法を学べる動画があります。
これは、他では絶対に知ることができない深い内容のものとなっていて、
- 模範となる高段者の射をさまざまな角度から見たい
- 射を見ているだけではわからない肩、肩甲骨、腕、手、指、肘、足、腰など体全体の細かな動きのポイント、教本で言われること以上のコツが知りたい
- 増渕先生が射のときに考えていることや意識していることが知りたい
- 審査を意識した内容を知りたい
自分のできていないことができている人は何が違うのか?高段者は何を考え意識し、どんな感覚で射を行っているのか?
そうしたことが分かると、今まで悩んでいたことがあっさりと解決に向かうことがあります。
すぐに解決とまではいかなくても突破口や改善の方向性が見えることはよくあります。
といっても、いずれにしても練習は必須ですし、これさえあれば一瞬で良くなるといった魔法のようなものはありません。
ですが、悩んで堂々巡りをしている状態からは抜け出せるはずです。
ときには悩むことが必要なともあるでしょうから「悩む=無駄」とは言いませんが、必要以上に悩むことはないのです。
先人からのヒントがあれば、射はより効率良くより確実に上達していくもの。
そこで、的中率9割を誇り、29歳という史上最年少で天皇杯で優勝した増渕敦人先生に弓道上達の秘訣を解説している動画がありますので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
⇒ 弓道上達革命 ~初心者と指導者向け~【天皇杯覇者 教士七段 増渕敦人監修】